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ヘンなやさしさ

重さとは何かを知った。

それは、心の広い人ほど苦しむ重み。

人の数だけ考えがあり、受け取る側もそれなりに相手の言い分を聞き入れないと、世の中喧嘩だらけになってしまう。

しかし、許容範囲ギリギリの愚行を何度も繰り返してしまうと、相手も「これをNOと言うのは、流石に器が小さいかな」と思っていた辛さが積み重なり、重さで潰れてしまう。

やった側には自覚がない。

僕も、重みのあるセリフを一度言われて気づいた。
「この人は悪くないけど、何故か自分は辛くなってしまう。」

これが重みか。
重さは相手を不幸にするが、悪行の果てにあるものではない。

善行によっても重さは生じる。
僕はそれを「ヘンなやさしさ」と呼んでいる。

なので重みそのものを悪と断ずるのは早計だ。

僕は、自分のしたいこと、要求、誘いのいずれでも、繰り返し相手に強要してはならないのだ。

一回でも、相手を苦しめる。
だから慎重に相手の言葉の端々から態度を読み取り、察しなければならない。

「察して」と言う女子は今までキライだった。
自分ではっきり言えよ、と。
だがハッキリ言うほどの事でもないことって世の中にはある。

そこは察しなければならないのだろう。