グリーンマイル
ゲオで借りてきた。
奇跡を起こす無実の死刑囚と、トム・ハンクス演じる刑務官の周りで起こる憂き世の辛さを描いている。
その死刑囚は神の如き力で、対象の病や死を吸い取り、無に帰す事ができる。心は誰よりも繊細で、信心深い。
でも人によって裁かれた事実は変えられず、泣く泣く刑務官達は死刑囚を電気イスにかけるのである。
人の愛を利用し殺人を行うような邪悪な連中が蔓延る一方で、自分たちは聖人とも呼べる人物を手にかけてしまっている。
という葛藤が一番印象深い。
僕は正しいと思える道を歩めるだろうか。
しがらみに囚われ、自分の正しいと思える道を歩めない、なんて事にはならないか。
愛する人を守れるか。なんでもしてやれるか。
支えてあげられるか。
ちゃんと読み取れたかは分からないが、自分なりに思うところは多かったよ。